帰国しています
『気体のようなものを書いている。
まことにモンゴルは、私にとって
そうであるというほかない。』
司馬遼太郎『 草原の記』より
ラリーモンゴリア2024の撮影のためです。
久しぶりに訪れたウランバートルでは建築中だった
タワーマンションが完成していたり、
大渋滞が起こったり街の様子は驚くほど変化していて、
30年前は馬が走っていた事を思うと、
考え深いものがあります。
さて町を離れると、モンゴル高原が迎えてくれます。
変わらない景色です。
モンゴルも気象変動のせいか雨が多く草原の緑が鮮やか。
雨が多いと、思わぬところで湿地が出現し、
油断するとスタックし、
人手がある時は引っ張りだしてしまいます。
モンゴル人おそるべし。
エントラントは夢のような草原を走り、タイムを競います。
朝早く出てコマ図を頼りにポイントを探し、
撮影はこんな感じです。
帰国して2週間がたちます、いつも思うのですが、
良い旅をしたけど夢だったんではないか?
2024-09-01 4:43