異文化交流
毎年恒例、小学校の文化祭にて
お花の展示を行いました。
わたしが参加し始めて、今年で早三年目。
三年目ともなると、体験教室の方も
だいぶ手慣れてきたように思います。
準備が整って、一番目のお客様が
外国のご家族だったのでみんなドキドキ。
ご夫婦どちらも日本語がお上手だったので、
会話を楽しみながらひとつひとつ生けていました。
ちょこんと膝に座って見ているお子さんがまたかわいい!
お花を美しいと思う心は、どの国でも
同じなのだなあ、と思うと同時に、
生け花を体験してみたかったと興味津々だった
お母さんの目が、生き生きしていて本当に素敵でした。
今年も、別の展示室では流派の違う草月流も参加されていて
自由時間に見に行ってきました。
すばらしく逆光ですが、どのお花も素敵でした。
生け花を習う際、流派がたくさんあり
池坊、草月流、嵯峨御流で悩みましたが、
自然をそのままに表現する生け花の根源、
歴史の深い池坊を選びました。
「型」に とらわれることなく、常に新しく
自由にその人の個性を表現するのが草月流。
自分たちとはまた違った花の使い方が
斬新で、新鮮でした。
ひとつのものやことに固執すると
頭が固くなりがちなので、たまには
こうしていろいろなものに触れてみる機会も
必要なのかもしれないですね。
この小学校名物、子供たちの埴輪のように
自由な発想を見習いたい……
2017-11-13 5:46