”花戦さ”
わたしの通っている華道家元池坊が
全面協力ということもあり、
ずいぶん前から先生にお話を聞いていたので
楽しみにしていました。
豪華すぎる俳優陣に、久石譲の音楽。
花をもって 世を正す、の意味するもの。
ポスターの雰囲気から、和やかな
コメディタッチの映画だと想像していましたが、
良い意味で期待を大幅に裏切られ、
後半は、涙の嵐(個人差はあると思いますが…)
池坊初代当主 池坊専好役 野村萬斎氏と
千利休役の佐藤浩市氏の関係が何とも素敵。
歴史的背景も忠実に再現されていて、見応えのある映画でした。
『それぞれが、それぞれに美しい』
ひとも、色も、花も。
その台詞が、ずっと胸に残っています。
劇中にもたくさん出てきた六角堂。
いけばな発祥の地 京都に、足を運びたくなりました。
2017-06-16 12:09