花と日々
春代表の桜様よりわたしを魅了していた、
一番くらいにだいすきな花。
戴いたたくさんのチューリップも、
ずっと、部屋を明るくしてくれた。
紫ツツジとカラー、黄色いスターチスの
組み合わせも、最高に春らしいし、
ピンクの金魚草も、ひらひらしていてかわいい。
金魚草って、名前もいい。
ゆっくり桜を見ることなく
通りすがりにふと、目をやる日々のまま
桜の季節を終えるのかとおもった。
花粉症が落ちついてゆくことや、
じりじりと肌を焼く日中の日射しに
春が過ぎゆくのを感じるなんて、滑稽ですね。 友人たちに夜桜に誘ってもらえたり、
休日の予定の隙間に写真を撮りに出かけたり、
駆け込み感はあったけれど
季節の花に囲まれて生活するようになったせいか、
桜で春を感じる以外にも楽しみが増えました。
それは、とてもうれしいことだとおもう。
気がつくと、おわりの季節。
桜が散って、道の上は真っ白で、
ちょっと特別な感じもする。
こういうのも、ちょっといい。
終わりゆく花から、新しい緑の葉。
生きている、においがします。
花の真っ盛りを楽しむだけでなく、
年々、咲き始めてから枯れるまで、
緑になってゆくまでの経過を
楽しむようになってきたのは、
生け花の精神が身に付いてきたからでしょうか。
2019-04-19 10:15