アセムスタジオ

memo

秘密の名所

IMG_3712

最近は、日中と朝晩の寒暖差にやられていて

秋の余韻を楽しむ暇なく

あっという間に冬がきてしまいそうです。

 

今年は彼岸花の季節に毎週台風が訪れたため、

いつも行っている彼岸花の名所に行けず。

 

わたしは気になる山道を散策するのが好きで、

ひっそりと 彼岸花群生地と書かれた

小さな看板と矢印を見つけたのが数年前。

 

その当時は地元の人が散歩で訪れる程度の、超穴場だったのですが、、

 

ここ数年、メディアに取り上げられたことで

たくさんの人が訪れ、誰もが知る超名所に。

IMG_3710

IMG_3709

狭い山道を車が行き交い、たどり着くのも困難に。

彼岸花よりも、人を見に行っているかのよう(人混み苦手)

 

離合するのも難しい道、事故が起こっていたりと

みんなが楽しめる場所が増えてうれしい反面、

気軽に行けなくなり少し寂しくもあったります。

IMG_3698

IMG_3707うれしかったことと言えば、

米粒サイズの遠くにいるわたしにシルエットで気付き、

遠くから手を振ってくれた久しぶりな友人家族に会えたのは

この場所に居合わせた偶然、ということで

みんなでマナーを守りつつ、ゆずり合いながら

季節の花を楽しめるといいですね。

 

また、来年。

 

film: MINOLTA-x500

(群生地は早々に離脱して、別の花々を探し求める我々)

IMG_3708

IMG_3705

IMG_3699

IMG_3702

 

 

 

 

 

 

2022-10-26 6:15

70周年!

少し前の休日、池坊主催の巡回講座という

いけばな講座があり、参加してきました。

IMG_2347 1本部の講師の先生が各地に赴き、

講義やデモンストレーションを披露

してくださるのですが、今回なんと

70周年記念だったそうで(!)

はるばる秋田から先生がやって来られました。

講師の先生は 佐藤嘉忠先生といって、

全米いけばな特派講師として派遣されたこともあるそう。

IMG_2330

ここ数年、やむなく中止の年もありましたが

いろいろなことに気をつけながらも

ようやく学べる機会が戻って来て嬉しく思います。

 

前日から針金などを仕込んでいるとはいえ、

日常、花瓶にさらっと生けられるものから大作まで、

どんどん作品を仕上げていく姿に惚れ惚れ。

IMG_2345 1

IMG_2338 1

IMG_2346 1

IMG_2337 3

IMG_2344 1

IMG_2341 1

一番のお気に入りは、歌舞伎の隈取りを表現した自由花。

最後に解説をされると、なるほど!というみんなの

驚きの声が聴こえてきて楽しい。

IMG_2340 1IMG_2339 1

(自由花は言うなればなんでもありなのですが)

モンステラ、そう切っちゃうんだ?!と

わたしを教えてくれている先生も

びっくりだったそうです。

 

たまに出る秋田弁にも癒されながら、

あっという間の3時間でした。

 

講師と名のつくすごい先生に

お目にかかるのは滅多にないので、

目から鱗で楽しいですね。

 

歴史ある会に参加して思うことは、

いつの時代も楽しんでやるということは根底に、

精進あるのみだなあと感じる良い機会でした。

 

2022-07-14 5:54

脳内パニック

今年も、この季節がやってきました、、

「文目、菖蒲、杜若」

アヤメ、ショウブ、カキツバタと読みます。

_DSC0444

毎年毎年このお花がやってくると

「初夏だな、、」としみじみする反面、

 

・見ただけでは種類が分からない

・葉の裏表が分からない

・生ける順番分からない(成長する順番を覚えなければならない)

・春夏秋によって生け方が違う云々、、、、

 

今回はカキツバタでしたが、

春は蕾よりも長い葉を生ける、夏は葉よりも高い花を生ける、

秋は枯葉を生けるというように

長く楽しめる反面、こちらはパニックです。

ショウブやアヤメになるとまた生け方が変わるという、

花すらもまだ見分けられないのにまたもやパニックです。

 

葉の表面は、3本の筋が浮いている方が表なのですが

何年経っても見極められず(そして目が悪い)

いつも、写真の距離で葉っぱと睨めっこ。

_DSC0432

今回は初夏なので、まだ春の生け方。

花はまだ蕾で、葉っぱが花より成長しているのが印象的。

(蕾を生けるはずが、気づけば咲いちゃいましたが)

毎回、こんなパズルのようなことばかりやっています。

他の花はこんな風には置いて確認しないのですが、

これ系の花はこうでもしないと覚えられない。

頭の中で、スマートに組み立てたいものです。

_DSC0431

_DSC0456

 

1年に1回生けるかどうかのものは

1年経つとすっかりと忘れ去ってしまうので

もう少し、お勉強が必要なようです、、

 

思い返すと、お花を習い始めたのが

2015年なのでもうすぐ丸7年。

間(ま)やバランス、空間把握能力を養うためとはじめ

仕事終わりに細々夜な夜な通い続け、

現在の階級は師範科というところまで取得。

こんなことでは、まだまだ修行がたりません、、!

仕事には、少しづつ活かせる場面も増えてきたかな?

とは思いますが、精進あるのみですね。

 

 

2022-06-22 12:06

音楽と風景

矢野ミチルさんという

因島在住の好きな画家さんがいるのですが、

少し前に松山にて巡回展をしてくれたこともあり

久しぶりに会いに行きました。

IMG_8976

IMG_8974

IMG_8973

最後に会ったのは、おそらく6年前の尾道で。

情勢上、思うように動けない様子を

ずっと見てきたこともあり、

久しぶりに来てくれた嬉しさのあまり、

応援の意味も込めて絵を購入。IMG_9378

またひとつ、家宝が増えました。

 

その画家さんの展示とあわせて、

松山の尊いおじさんこと工藤冬里さんが

ライブペイントをすると聞きつけて 弾丸、尾道へ。

IMG_0241

IMG_0242個性と個性のぶつかり合いに、ただただ圧倒。

IMG_0250

IMG_0254

IMG_0272

IMG_0275

IMG_0276商店街では、いろんなお店の前で演奏家さんたちが

演奏している場面にたびたび出会い、なんだか不思議に思っていると

「音楽と風景」というイベントが行われていたそうで

わたしが観に行っていた画家さんのライブペイントも

そのイベントの一環だとのちに知りました(遅)

IMG_0279

街中で音が鳴り、みんなが足を止めたり

音に合わせて手拍子をしたり、

お店と協力して商店街を盛り上げようとしている

とても素敵な取り組みだなと思いました。

 

尾道は、ただでさえ古い街並みがたくさん残っていて

大好きな海街なので、こういう風景はずっと

残っていてほしいなと思います。

「猫の細道」がたくさんあるように、

尾道の名物として猫がそこかしこにたくさんいて、

写真におさめようと必死になるも

クールに翻弄されている人間たち(わたしたちも同じく、、)が

たくさんいる光景もおもしろおかしいものですね。

 

少しずつ、観光地としての賑わいが戻りつつある姿を見て

また、来たいと思うのでした。

IMG_0283

 

 

 

2022-06-13 5:11

また、来年。

DH000024

DH000026

DH000013

DH000022

DH000020

DH000009

 

film:MINOLTA-x500

 

2022-05-06 4:51

光、射す

好みの光ばかりを、

ついつい集める癖があるようで。

一番のお気に入りは、やっぱり水辺!

 

film:MINOLTA x-500

DH000002

DH000028

DH000004

FH000003

DH000013

DH000023

DH000025

DH000026

FH000004

FH000011

2022-03-07 5:34

津嶋沙織
Saori Tsushima

アセムスタジオ
スタイリスト

写真好きの祖父の血を受け継ぎ、
写真に関わる仕事に飛び込む。
創ること、
描くこと、
表現すること は、
毎日、していたいと思う。

オブジェクト