研修旅行
エヒメデザイン協会の研修旅行で島根県、鳥取県に行ってきました。
両県とも今まで縁がなく訪れるのは初めてだと思っていましたが、以前通過した津和野は島根県だと分かり勉強不足を痛感しています。

さて今回の目的地は『たたら製鉄』のある雲南市吉田町。
この地域は鎌倉時代より明治まで鉄の生産地として
栄えたところです。
特に現存する『たたら遺構』の『菅谷高殿』はガイドさんの名調子と相まって心に沁み、島根が印象深いものとなりました。
宿は湯村温泉の『オーベルジュ雲南』、川沿いの小さな集落にある古民家を改修した所です。
料理と差し入れて頂いた奥出雲の『山ぶどうのスパークリングワイン』がとても素晴らしく、今どうやって手に入れようかと思案している所です。

そして何より印象深かったのは照明です。山陰地方の暗い空を逆手にとって、冬のヨーロッパの様にさりげない光で演出され、集落が暖かい印象に包まれていました。
写真は午前9時頃、瀬戸内側では考えられない光景でした。
翌日は念願の『植田正治写真美術館』に行く事が出来ました。なぜなのか思い付いた時がいつも冬なので道路事情等で今まで訪れる事が出来ませんでした。
『植田さんの写真』と『個人の写真美術館では見たことのない規模』の素晴らしい場所でした。
植田さんは東京での修行時代を除いて山陰地方を離れることなく地元で写真表現に取り組まれた方で、今でも国内外から高い評価を得ています。
これ以上語ると『釈迦に説法』になるので控えますが、僕にとって『目から鱗』旅でした。
2016-11-08 3:36
晴れると
10日の体育の日は久しぶりに良い天気でした。
天気が悪く先延ばししていたロケハンへ行きました。
記憶を頼って、廃校を見に久万高原町へ。
少し道に迷いながら、畑にいた『おじいさん、おばあさん』に道を尋ね、無事たどり着きました。
山間の廃校の周辺は小川が流れていたりして自然環境も良く、通った子供達は楽しかったはず。
しかし今、周りは廃屋ばかりが目に付き、自然に帰る日も間近だと感じました。
山ちゃんの小屋に隣接する千本高原キャンプ場は、連休と相まって大賑わい、人気のない廃校とのコントラストが日本の現実を突きつけてきました。

2016-10-11 6:18
季節外れ
10月1日の写真です。
家のハイビスカスは少し開花時期がずれているのですが、
10月に力強く咲いたのは初めてです。
ベランダから田んぼを見ると秋の色彩、
先々週は運動会日和でした。
この時期のハイビスカスは彼岸花みたいで
少し違和感を感じています。
未だ気温と湿度が高く、人間だけでなく植物も大変かもしれません。
このまま気候が変化すると、近い将来農作物にも影響が出て、
新しい東京中央卸売市場が完成しても取引する物が無いのではと、
花を見ながら老婆心に思っています。
2016-10-03 5:42
旅装を解く
今年夏は、7月の中旬の「北海道4DAYS」をかわきりに、
「久万高原ヒルクライム」、例年より一ヶ月前倒しになった
「カタログ撮影」、そして「ラリーモンゴリア2016」と、
休日も休む間もない日々でした。
雄大で美しい自然の中に身を置いていたので
心は元気なのですが、さすがに疲れています。
明日は台風の影響で雨の予報なので、旅装を解こうと思います。


✳︎オルホン渓谷の文化的景観
(2000年以上に渡って培われてきた遊牧民の伝統が評価され、
世界遺産に登録されています)



✳︎毎年行っている砂丘で撮影していると、
「一天にわかにかき曇り」雷と共に砂嵐が始まりました。
知った土地なので、少し嵐を楽しみました。
✳︎恒例の一斉スタート
(フラットな大地が40㎞以上続いています)


✳︎世界遺産に登録されていなくても、興味深い風景は沢山あります。
友人達は昨日から、旅装を解く間もなく
『ゴビデザートマラソン』の運営のためモンゴルですが、
僕は仕事の予定で今年はご辞退しました。
2016-09-03 2:16
作品展
愛媛県美術館新館2階で6月22日〜7月3日まで
『エヒメデザイン協会20周年記念作品展』を開催しています。
テーマは言葉のビジュアル化。
日本語は強い意味を持つ言葉なので、写真が言葉の
オマケになってしまう、『難しい』テーマでした。
作品制作で『楽しく、又苦しい』事は『主題と骨格』を
自分で考えないといけない事です。
普段の広告の仕事では、骨格はクライアントや
アートディレクターが考えてくれるので、
肉付けや形を整える仕事が主で、僕は広告の写真を
作品と意識したことはありません。
しかし稀に、写真からの発想が主題に成る事もあり、
その時は、取り組みがいのある良い仕事になります。
今回は久しぶりに、良い頭の体操になりました。
しびれた『薬師人さんの作品』です。
最終日、日曜日は15時までです。
ぜひお越し下さい。
2016-06-27 6:43
D-5
届きました。
発表と同時くらいに注文したのと、
プロ会員なので割と早く手に入りました。
迷惑な話ですが、オリンピックイヤーは
各メーカーが続々と新製品を発売してきます。
僕は普段、スポーツ撮影の仕事はしていないので
明らかにオーバースペックなのですが、唯一必要な時は、
友人が主催しているモーターサイクルのラリー撮影。
日本には、彼が主催するラリーしかないので、
上位の選手は実質的に、日本のトップライダーです。
そんな彼らのパフォーマンスに応えるためには、
それなりの機材が必要なのと、動画の性能が
飛躍的に進歩しているのでつい手が出てしまいます。(4Kにも対応)
フイルムカメラの時は、気合いと根性でなんとか成ったのですが、
デジタルはカメラの性能、精度に写真の善し悪しが左右されます。
しかも、正面から来る高速のバイクを撮ろうとすると、
画面中央にヘッドライトが入ります。
この明かりがオートフォーカスに悪影響を与えて、
メーカーカタログの様にはピントが合いません。
さらに、ライトは昼間も点灯しているし、
さらに夜間走行に備えて明るくしてあり始末に負えません。
さて、D-5君は頑張ってくれるでしょうか?
2016-04-21 4:57
赤松 章
Akira Akamatsu
フォトグラファー
アセムスタジオ 代表取締役