アセムスタジオ

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料理動画

急に暑くなってきましたね。

スタジオでは換気と暑さ凌ぎのため、扉を開けたままにする時間が増えました。

 

先日、スタイリストの津嶋さんと竹内さんと一緒に動画を作成しました。

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カラフルな野菜を使って涼しそうな動画を作ってみました。

問題点もありましたが、美味しそうに仕上がりました。

 白潟

2020-06-04 4:32

重要文化財 「日土小学校」

8月の連休、夏休みの小学校を見学に行きました。

国の重要文化財に指定されている、八幡浜市立 日土小学校です。

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欧米のモダニズム建築を地元の木材で作った贅沢で珍しい建築です。

 

この学校は1876年に設立され、1956年には中校舎と東校舎が新築されました。

その時、設計をしたのが八幡浜市役所で働いていた松村正恒という方。大洲市出身で、東京の学校を卒業後、建築事務所に就職したのち、八幡浜市役所で勤務していました。

役所で勤務していた13年間で30もの建築物を設計しました。

その基礎になったのが、社会的弱者を救済する、という考え方です。

 

60年以上前、照明設備も十分でなかったため、自然光を多く取り込めるよう設計されています。

教室は壁一面がガラス張り。

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反対側には高い位置に窓があり、風も通るようになっています。

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図書館には障子があり、柔らかい光が差し込み、天井に貼られた銀紙で反射し、内部の光を補っています。

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図書館の横にせり出したベランダがあり、子供たちは毎日そこでお昼ご飯を食べているそうです。

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手の届きそうな所にある川、四季折々に変化するみかん畑、山、遠い空、、、

こんな贅沢な景色を見ながら友達と食べるご飯は一生の思い出になるでしょう!

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この川にせり出したベランダ、本来なら河川法違反なのですが、

設計をした松村正恒氏が「ここで学ぶ子供が、こんな美しい環境で勉強できたことを思い出し、心が清められるのであれば、私の罪ぐらいは償える」と押し通したそうです。

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デザイン性だけを求めるのでなく、この学校を使う子供たちのことを真剣に考えていることがわかります。

他にも階段の蹴上げ(段の高さ)が12cmしかなく、つまずきにくくなっていたり、

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2階の廊下は一面ガラス張りだったり

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フリースペースの前の職員室までガラス張りだったり、、、

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これまで何度も改修が行われ、大切に使われ、重要文化財として評価されてきたのだと思います。

「真に良いモノは残る」そう感じた建築物でした。

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また、12月29日に一般公開が行われるので興味がある方は訪れてみてください。

http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2014071000034/

 

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白潟

2019-09-04 6:48

七草粥

新年明けましておめでとうございます。

年が明けてもう1週間、早いですね。

 

昨日、1月7日は七草粥を食べて胃を労いました。

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作り方に自信がなかったのでyoutubeを見ながら作ることに。

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_DSC7631あっという間に完成しました。

言葉だけのレシピと違い、動画でしか伝わらない微妙なニュアンスまで伝わり助かりました。

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最後に紅白餅を添えてみました。

 

こうやって日本の文化、旬に積極的に触れて季節感を忘れないようにしたいですね。

 

白潟

 

2019-01-08 6:06

活字に触れて

 

 

「初めまして、しらかた ていです。」

 

「テイですか、珍しいですね。・・・中国人ですか?」

 

「いえ、純粋な日本人です。」

 

これまでこんな会話を何度もしてきました。

 

「てい」という名前は珍しく、祖父がつけてくれました。

携帯やパソコンで「てい」と打っても「禎」しか出てきませんが、

本当は古い字で「示貞」と書きます。

HPの文字はデザイナーさんに作ってもらいました。そんな古い漢字を先週、台湾で見つけました。

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台北にある繁体字を鋳造、販売している世界で唯一の活字屋さんへ行きました。

繁体字とは簡略化されていない昔のままの漢字のことです。

店内には活版印刷に使う活字がずらっと並んでいます。

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初めて見る光景と一面に漂う鉛の匂いに圧倒されました。

一般にも活字の販売していたので、自分の名前を探してみました。

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膨大な数の活字の中から目立ての字を探し出し、文字を作っていく。

昔の雑誌や本、新聞を印刷する時には普通なことですが、私には新鮮に感じられました。

隣にある全く違った意味の文字に「寄り道」しながら、

なんとか自分の名前を見つけることができました。

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パソコンで文字を打つのとは「出会い」と「刺激」の量が違い、

ワクワクした気持ちで活字と向き合うことができました。

「禎」ではなく「示貞」という字を見つけられた時は、

「やっと出会えたか」という不思議な感覚になりました。

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台湾の街並みは漢字ばかりで頭が痛くなりそうでしたが、

改めて「字」を意識することができた気がします。

 

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白潟 示貞

2018-11-30 5:47

写真表現の可能性

先日、東京都写真美術館

NYを拠点に活動をしている杉浦邦恵さんの写真展「うつくしい実験」を見に行きました。

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1963年、20歳で単身渡米し、当時絵画や彫刻が主流だった中、

表現としての写真の可能性にいちはやく注目し、実験的な手法によって作品を生み出してきました。

例えば、

木やアルミに感光剤を塗りそこへ写真を焼き付けたり

色や形、プロポーションなど、構成自体の探究

写真と絵画を融合させた作品作り

印画紙にアクリル絵具でドローイング

印画紙の一部にお湯を注いでみたり

実験を繰り返し、試行錯誤をし、新たな発見や経験を導き出して次へ繋げる。

そんな取り組みを50年間ずっと続け、今も進化しています。

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この写真展では彼女の作品だけでなく、それに取り組む姿勢そのものに刺激を受けました。

彼女のように、「常に実験し続ける」そんな探究心を持って写真に取り組んでいきたいと感じました。

また、フィルム写真ならではの可能性にも気づかされました。

東京都写真美術館では、他にも収蔵コレクションの一部を展示する「TOPコレクション たのしむ、まなぶ」も開かれ、

名取洋之助、土門拳、植田正治、ブレッソン、ユージンスミス、木村伊兵衛、篠山紀信、エリオットアーウィット、アラーキーなど名だたるアーティスト50名の作品も展示され、圧倒されて帰ってきました。

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白潟

2018-09-25 5:54

手作りのかたち

佐田岬半島各地の集落や畑で見られる様々な石垣。

急な土地を有効に活用するため、100年以上前に造られました。

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今もその石垣を活用し、家や畑があり、生活の基礎となっています。

この石垣は石の形、色、積み方などが地域ごとに違います。

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草木に侵食されたり、日光で色が変わったりと様々な表情に変化し、個性が表れています。

全国各地の城のように様々な積み方が見られ、昔の人たちの苦労が形として残っています。

自然の味付けで変化した先人たちの苦労の証を今も感じられます。

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まだまだ、たくさんの石垣があるのでまた訪れてみたいと思いました。

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2018-07-18 6:09

白潟 禎
Tei Shirakata

フォトグラファー

1988年生まれ 松山大学卒業

20歳で写真を始め、カンボジアの地雷原に住む人たちを3度取材。

2009年「日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト」優秀賞受賞

2011年共著「アジア×カメラー正解のない旅へー」出版