「コール」
友人から、自主短編映画を撮りたいから衣装、小道具で協力
してほしいとお誘いをもらったのは今年のはじめのこと。
タイトルは「コール」
休みの日には劇団の撮影をしたり、
仕事の合間を縫って小説を書いては
見せてくれていた友人の、初めての監督作品。
スタッフはだいたい共通の友人で、
メイキング撮影係に初めましての子もいたりと楽しい。
(ドライブマイカー9回観ましたの子がいたのは個人的にツボ)
(↑見えないところで引っ張る女子と、ニコニコ見守る演者さん。笑)
うちの旦那さんもみんなと共通の友人ということで
一緒に撮影に関わっていました。
(スタッフの中で唯一の撮影仕事未経験者なので、
わたしは個人的に横目でそわそわしていましたが!)
みんな、それぞれに仕事をしているので
休みが合う毎週末にロケハンや打ち合わせ、衣装合わせ
お盆休みに集中して撮影の流れ。
わたしはというと、アカマツ社長がおもしろそうなことを
している若者(?)に協力的だったので、
繁忙期の隙間を縫って、仕事に差し支えない
程度に準備させてくれたり、
事務所を撮影場所として使わせてくれたりとかなり感謝感謝…
(スタッフ早瀬くんにも、ちらっとエキストラで協力してもらいました)
監督の映像学校時代の同期が
プロデューサー&音声として東京からやってきたり
(ハスラーひとつに大荷物のせてやってきた。笑)
演者さんは俳優さんや舞台経験のある方ばかり。
脚本の内容もシビアだっただけに
かなりの緊張感漂う現場でした。
仕事とは、また少し違った雰囲気で新鮮。
(自主制作と言いながらも、東京のプロデューサーが
引っ張ってきた予算で、スタッフは1日8時間、
notボランティアというきちんとした決まりがあって
さすが…と思いました)
昼に夜の撮影をしないと間に合わないので
知り合いの家中を布で覆い隠す様は圧巻でした。
(かなり怪しいので、もちろんご近所まわりにはご挨拶済み…)
ひとつの家を舞台に繰り広げられる物語。
撮影前にお稽古で生けたひまわりを、小道具にと飾ったら
話が進むのと同時に主人公の心情そのままに枯れて終わった。
なんとも言えず、切なくなったり。
撮影中にはエアコンも消して挑む撮影は
かなり過酷でしたが、みんな体調を崩すことなく
最後までやりきれてよかった。
(熱中症もですが、流行病云々もあったりで1人でも倒れると
撮影が全て止まると思うとめちゃくちゃに気を遣いました…)
撮影中の写真を載せている今、夏はもう
遠い昔ですでに懐かしいですが
制作はまだまだ編集、音作り等現在進行形。
公開は来年の予定ということで、
完成を、楽しみに待っているところ。
おもしろい人達と一緒に何かをするというのは
またひとつ、世界が広がった気がして楽しい。
誘ってくれた友人よ、ありがとう。
(マイペースな旦那氏のメイキング写真が
みんなと視点がズレていておもしろかったので
少しだけ、載せておきます)
2022-12-07 6:08