アセムスタジオ

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『花は人なり』

先日のお休みに、お花の講習会が正岡子規記念館で行われたので

お勉強にと参加してきました。

講師の先生が全国を巡回して回るのですが、

毎回、ユニークな先生ばかり。

Processed with VSCO with a6 preset今回の講師で来られた村上謙治先生は、

池坊中央研修学院の准教授もしておられる方で

頭の回転がとても早く、生け花のデモンストレーションでは

感覚の趣くままに次々と作品を完成させていきます。

ひとつひとつの作品に説明を加えながら生けるのですが、

説得力がある上に、10分程度で完成されたとは思えない出来。

午前と午後に分かれて、10数点ものお花を生けられました。Processed with VSCO with a6 preset24CD69DA-26F2-46C5-92E8-6B6F97F9516D

今回の巡回講座のテーマでもあった『花は人なり』

 

特に印象に残った言葉たちを紹介すると、

「人の技をまねるのも良いけれど、自分のものにしなければ意味が無い。

きちんとそこに至る背景を説明できてはじめて自分のものになる」

「表現に正解はない。自分が自信をもって作ったもの、それが正解」だと。

「個々を認めるということ。人の挙げ足を取っても結局何も生まれない。」

自分の仕事に置き換えて聞いても、納得することばかりでした。

特に、先生がデモンストレーションでよく口にしていた

侘び寂び、という言葉。

若い花ばかり生けても説得力に欠ける。

そこに茶葉や古木を差し込むことによって、ご老人のような風合いが加わる。

後ろで、そっと支えてくれているような。

それが、味になるんです、と。

 

花は様々な、感情をなげかけてくれると先生は言います。

花と人はほんとうに似ていて、人間関係をつくり出す上で

もっとも大切な事を学ぶ手だては自然界の中にあるのだと

忘れかけていたことを改めて教えられたような気がします。

 

色彩のお話もありましたが、西洋は色とりどりの花々や、

たくさんの色を使って土地や空間を表現することが多いけれど、

日本は単色や奥行きを使って表現する、ということ。

例えて言うなら、お座敷という空間から縁側の向こうに広がる緑や紅葉であったりと、

日本人の侘び寂び、奥ゆかしさは、やっぱり好みだなあと思うのです。

 

巷ではインスタ映え、という言葉がたくさん溢れていますが、

それはそれで、独創的で楽しくて、美しいものなのだと思います。

そんな中でも、多色を使わずとも美しい、という日本独特の感性は、

自分の中にしっかりと持っていたいものだなと思います。

Processed with VSCO with a6 preset
2019-07-22 10:01

光の温度

E00BBBE4-F0EA-41C9-8FE0-54D5096211D7春に、カメラマンの白潟くんと作品撮りをしたときの

フィルム写真がようやくできあがりました。

祖父のMAMIYA FLEXとMINOLTA両方を持ち出すには

普段ははなかなかにかさばって大変なのですが、

ここぞ!とばかりに二つとも持ち出しました。

 

わたしは白潟くんが撮っている傍らから、

友人のふとした自然な顔をひっそりと

写真に収めていましたが、改めて見て、

ほんとうに いい表情をするなあ、と。
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A1A3D466-93E0-4810-AD40-0FAEA00B84FA実際、現像できたのは二眼のMAMIYA FLEX数枚だけで、

MINOLTAはたくさん撮影した挙げ句にフィルムが入っていないという凡ミス。。

なかなかにショックが大きくてしばらく立ち直れませんでした。。

(次は絶対気をつけようと思いながらも何度かやっていますが)

 

ただ、まだまだ使い慣れていない二眼レフをいろいろと

実験はできたので、まあ収穫はあったのかなと。

フィルムの光の入り方は、ほんとうに

自分の想像を超えてくるので 好きです。

 

もう春はだいぶ通り過ぎてしまったのに、

現像されてきた写真を手に取ると

その時のにおいだったり、風や温度が

一気に思い起こされてくるわけですが、

同じカメラで昔 祖父が撮った写真を見たときも、

自分には記憶が無いはずなのにその時の情景が目に浮かぶような。

なんだか、不思議ですね。

2019-06-12 10:33

花と日々

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春代表の桜様よりわたしを魅了していた、

だいすきな、春の花たち。EB016AB3-0358-4143-B7E0-2F4FD136E9F7 ポピーは少々毛ぶかいけれど、

一番くらいにだいすきな花。

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戴いたたくさんのチューリップも、
ずっと、部屋を明るくしてくれた。

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Processed with VSCO with a6 preset 紫ツツジとカラー、黄色いスターチスの
組み合わせも、最高に春らしいし、
ピンクの金魚草も、ひらひらしていてかわいい。
金魚草って、名前もいい。

 

ゆっくり桜を見ることなく

通りすがりにふと、目をやる日々のまま
桜の季節を終えるのかとおもった。

花粉症が落ちついてゆくことや、
じりじりと肌を焼く日中の日射しに
春が過ぎゆくのを感じるなんて、滑稽ですね。CC97E69D-0839-4DB4-906D-1E9950F4CAF3 友人たちに夜桜に誘ってもらえたり、
休日の予定の隙間に写真を撮りに出かけたり、
駆け込み感はあったけれど

季節の花に囲まれて生活するようになったせいか、
桜で春を感じる以外にも楽しみが増えました。
それは、とてもうれしいことだとおもう。00AEEE9F-EDB6-4537-A9F3-E515BB4EA7A2
気がつくと、おわりの季節。
桜が散って、道の上は真っ白で、
ちょっと特別な感じもする。
こういうのも、ちょっといい。

終わりゆく花から、新しい緑の葉。
生きている、においがします。

 

花の真っ盛りを楽しむだけでなく、

年々、咲き始めてから枯れるまで、

緑になってゆくまでの経過を

楽しむようになってきたのは、

生け花の精神が身に付いてきたからでしょうか。

 

2019-04-19 10:15

二面性

木蓮、エピデンドラム、谷渡り、バラ

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おんなじ赤でも、こうも違う。

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ふた通りの、ちがった見せ方。

 

だいすきな木蓮が、今年も

花開くことを願ってる。

2019-02-22 10:00

好きな時間の

好みの光、優しい色合い。

知らない土地も、水辺を探して歩く癖。

 

Place:Kochi

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2019-01-25 10:44

新春はじめ

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部屋の中では梅がちらほら

花ひらく姿が綿のようで、雪のようで、

にきびみたいなもんにも見える。

外でも早々開花宣言。

1月にしちゃあったかいなと

ぼやぼやしてたらやっぱり寒くなったりで、

もうすぐ、大寒。

開花する時期間違えたって、

花たちびっくりするんだろうか。

 

まわりに体調わるいひとたちばかりで

インフルエンザと無縁のわたしも

多少なりともびくびくしています。

皆さまあったかく、してください。

Processed with VSCO with a6 preset

中学時代からつい数年前くらいまで、

三が日には七草を摘んでは詰めて

出荷のお手伝いをしていたこともあり、

今年も恒例七草粥を。

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スタッフの白潟くんも、調べて作ったと聞いて

七草のまわし者としてはうれしく思っています。

ただの草だと侮るなかれ。

過程を知っているからこそのありがたみ。

 

『 無病息災 』

 

健康なこころとからだほど、

大事なことは無いような気がします。

 

暦や行事や願かけごと。

手間暇惜しまず、つくるということ。

いつの時代も残ってほしい、

むかしのひとが続けてきたこと。

2019-01-12 3:12

津嶋沙織
Saori Tsushima

アセムスタジオ
スタイリスト

写真好きの祖父の血を受け継ぎ、
写真に関わる仕事に飛び込む。
創ること、
描くこと、
表現すること は、
毎日、していたいと思う。

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