はじめての、、
『令和・・・はじめての秋』
9月7日、8日の二日間、いよてつ髙島屋にて
池坊松山支部青年部花展に出展しました。
わたしは大きい展示は初で、右も左もわからず。。
前日の夜から生け込むため、
仕事後に花器や花材を両手に抱えて
高島屋に急いで向かいましたが、
前々からどう生けるか決めていたにも関わらず
昼間から既に準備されている方たちの作品が
素晴らしすぎてすでに気後れ。。
わたしは今回、トクサ、ピンクッション、アレカヤシ、アジサイ、スプレーバラを使って
自由花で作品を作りましたが、決まりがない分
「自由」というのは 楽しくもほんとうに難しい。
隣の隣では高校生の女の子が花器からこだわって生けていたり、
後ろでは小学生の男の子が独創的な作品を
完成させていたりと(実は今回の作品の中で一番好みだったりします)
同じ花材を使っていても、それぞれに全く違う作品が
できあがっていくのは見ていておもしろいものです。
(男の子にそのことを伝えると、照れくさそうでまたかわいい)
「小さい子の方が、発想が豊かだからね。
大人はどうも、頭が固くなりがちよね」と
先生が笑っておっしゃっていました。
当日は呼び込みや受付でも参加しましたが、
お声かけすると興味をもってふらっと
飛び込みで見てくださった方もたくさんいて、
「未来がたくさん育っているわね」との
ありがたいお言葉もいただきました。
持たれる方もたくさんおられるとは思います。
「わたし生け花はあんまりわからないけど。。」と言って
入ってくださった正直な方もいましたが、
「おもしろい作品がたくさんあって良かった。
知らなかった花をたくさん知れたし」と帰りに
笑顔で伝えていただいて、触れること、の大事さを
あらためて実感できたように思います。
わたしも4年目にして、まだまだ知らないことだらけ。
ひとの数だけ、いろんな発想があるなあと
お花という世界を通して教えられることばかりです。
ちなみに、見に来てくれたスタッフの子に聞いて知ったのですが
愛媛住みます芸人のひめころんの斉官さんという方が
先生違いで最近池坊で生け花を始められたらしく、
同じ場所で出展されていたそうです(全然知らなかった。。)
全然知らなかったのに、謎の親近感。。
毎回、お稽古ごとに生けた花にかわいいタイトルをつけて
SNSにアップされているようなので、
これからどんなお花を生けているのか
気になる存在となりつつあります。。笑
2019-09-14 12:18